中日新聞 みんなではじめるSDGs

みんなではじめるSDGs 目標8:働きがいも経済成長も

目標8:働きがいも経済成長も

すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、
生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
Promote sustained, inclusive and sustainable economic growth, full and
productive employment and decent work for all


 毎朝食卓に並ぶご飯はどこからやってくるのでしょう。野菜を育てる仕事、それを運ぶ仕事、美味しく料理する仕事など、いろんな所でいろんな人が働いているおかげで私たちの生活は豊かになり、毎日お腹いっぱい、美味しいものを食べることができるんですね。
 世界にはたくさんの仕事があります。決まった時間働いたり、少しの時間アルバイトしたりと、仕事の仕方もさまざまですが、多くの人は生活するのに必要なお金を手に入れるために働いています。しかし、仕事がなかったり、手に入れられるお金が少ないために、子どもたちまで働いている国や地域もあり、学校に行けず働く子どもの数は世界で約1億5200万人、10人に一人が働いていることになります。(※1)
 こうした背景には、SDGsの目標1の貧困や目標2の飢餓などの問題があります。また、危険な労働環境で働くことで、健康を損なったり、犯罪にもつながりかねないのです。

働き方の問題に対して私たちができること

 日本でも働く時間が長すぎたり、働いた分のお金がしっかりともらえていなかったりと、“働く”ことにさまざまな問題を抱えています。そこで目標8では、“何のために働くのか”、“どうすればみんながやりがいをもって仕事ができるのか”を考えています。
 まだ働いていない子どもたちにはピンと来ないかもしれません。例えば、夏休みにみなさんはお手伝いをして家族に感謝されたり、おこづかいをもらったりしてうれしかった経験はありませんか。みんなが満足のいく働き方をすることは、これからの社会をつくっていく上でも大事なことです。どんな働き方がいいのか、働きやすい環境はどういう場所なのか、一度考えてみましょう。目標8の問題解決のヒントが見つかるかもしれません。

出典 : ※1 2017年 国際労働機関(ILO)「児童労働の世界推計:推計結果と趨勢、2012〜2016年」